マクロ撮影

マクロレンズ(0.5倍 または 1倍)、ズームアップレンズ(+10)、接写リング(22mm)の効果を確かめてみました。
ステンレスのスケールをカメラで撮影し、倍率を測定しました。
使用したカメラは、キヤノンEOS Kiss X4 でセンサーはASP-Cであり センサー受光面の大きさは 約22mm×15mmです。
レンズは、2本で確かめました。1本目は シグマ 28-80mm ズームレンズで 80mmの時マクロとなり倍率が0.5で最短焦点距離が0.25mです。
2本目は シグマ 50mm 単焦点 マクロレンズで倍率が1で、最短撮影距離が0.188mです。

1-1 マクロレンズ(*0.5)のみで撮影

上の画像を見ると、横方向の長さは43mmである。
センサーの大きさと比較すると、横方向22mm/43mm=0,51である。
使用したマクロレンズの倍率が0.5なので、ほぼ レンズの性能が出ています。

1-2 マクロレンズ(*0.5)+ ズームアップレンズ(+10)で撮影

上の画像を見ると、横方向の長さは20mmである。
センサーの大きさと比較すると、横方向22mm/20mm=1.1である。
マクロレンズ(*0.5)とクローズアップレンズ(+10) を用いることで、約等倍の拡大率を得られた。

1-3 マクロレンズ(*0.5)+接写リング(22mm)で撮影

上の画像を見ると、横方向の長さは24mmである。
センサーの大きさと比較すると、横方向22mm/24mm=1.1である。
マクロレンズ(*0.5)と接写リング(22mm)を用いることで、約等倍の拡大率を得られた。

1-4  マクロレンズ(*0.5)+ズームアップレンズ(+10)+接写リング(22mm)で撮影

上の画像を見ると、横方向の長さは16mmである。
センサーの大きさと比較すると、横方向22mm/16mm=1.4である。
マクロレンズ(*0.5)とズームアップレンズ(+10)と接写リング(22mm)を用いることで、約1.4倍の拡大率を得られた。

2-1 マクロレンズ(*1)のみで撮影

上の画像を見ると、横方向の長さは22mmである。
センサーの大きさと比較すると、横方向22mm/22mm=1である。
使用したマクロレンズの倍率が1なので、ほぼ レンズの性能が出ています。

2-2 マクロレンズ(*1)+ズームアップレンズ(+10)で撮影

上の画像を見ると、横方向の長さは約15mmである。
センサーの大きさと比較すると、横方向22mm/15mm=1.5である。
マクロレンズ(*1)とクローズアップレンズ(+10) を用いることで、約1.5倍の拡大率を得られた。

2-3 マクロレンズ(*1)+接写リング(22mm)で撮影

上の画像を見ると、横方向の長さは約15mmである。
センサーの大きさと比較すると、横方向22mm/15mm=1.5である。
マクロレンズ(*1)と接写リング(22mm)を用いることで、約1.5倍の拡大率を得られた。

2-4  マクロレンズ(*1)+ズームアップレンズ(+10)+接写リング(22mm)で撮影

上の画像を見ると、横方向の長さは12mmである。
センサーの大きさと比較すると、横方向22mm/12mm=1.8である。
マクロレンズ(*1)とズームアップレンズ(+10)と接写リング(22mm)を用いることで、約1.8倍の拡大率を得られた。

3 PowerShot G1X MarkⅡ グリップの製作

PowerShot G1X MarkⅡのグリップが小さく 持ちづらかったので カスタムグリップGR-DC1Aを付けた。
しかし まだグリップ部が小さく落としそうなので、標準のグリップを改造し、持ちやすいようにした。

1)標準グリップに3φの穴を2個 空ける。

2)穴に3φ*25mmのビスを入れる。

3)グリップ部のプラスチック部を作る。(ホームセンターで適当なものを用意した)
  グリップの大きさに合うように切断し、グリップの形にヤスリ掛けをする。

4)上記プラスチックの部材を、標準グリップのビスに取り付ける。

5)プラスチックパテをつけ、乾燥したらグリップの形になるようにヤスリをかける。

6)黒色で塗装し 乾燥したら カメラに取り付ける。

以上です。

もう少しプラスチックパテを多く塗り、ヤスリ掛けを丁寧にしたら、もう少しきれいにできたと思います。

参考に、カスタムグリップGR-DC1Aとの大きさの比較写真を下に載せます。
グリップの高さ方向は、高くなりましたが、長さ方向(小指の方向)はカスタムグリップが長いです。